こんにちは、銀生みどりです。
ただいまピースボートに乗って、世界一周の旅をしています。
キューバの街をまわりました
7月17日はキューバで船を降りて街を廻りました。
キューバは社会主義の国で、医療と教育は無料の国。
この日は医療事情を知りたくて、医療施設の見学のツアーに参加しました。
食料は配給制で、ツアー前に市内にミネラルウォーターが品切れかもしれないので、船内で調達するよう船側から指示がありました。国交が回復したとは言え、まだまだ米国の経済封鎖の影響が大きいようです。
そんなキューバですが、驚いたことに腎臓移植でさえ無料で受けられます。
キューバの医療事情を知れば知るほど、この国の懐深さを感じることができました。
医療協力中央機関ウニーダ・セントラル・メディカルへ
17日は船を降りて、バスにて医師を海外派遣する組織、医療協力中央機関のウニーダ・セントラル・メディカルへ。
玄関を入ってすぐの場所に、たくさんの国の国旗が挙げられてありました。この施設が医師を派遣した国の国旗だそうです。
60以上の国旗がありました。
各国への医療支援で贈られた表彰状
通路には各国への支援で送られた表彰状が飾ってあり、西アフリカでエボラ出血熱が蔓延した時、WHO (世界保健機構)からのものもありました。
これはWHOの初めてのケースで、キューバがいつでも医師団を送れることを世界が認めたものであると説明がありました。
キューバーで医師になるには
通路抜けて会議室のような場所で、これまでの55年間の数活動まとめた19分間のドキュメンタリー映像見ました。
キューバでは医師になるために6年かかり、臨床で3〜4年経験を積み、その後に海外派遣に行くそうです。
医師になる人は海外派遣に参加することを当たり前に考えており、派遣され帰国すると昇給するそうです。
キューバ革命前には医科大学は国に1つしかなく、革命などの混乱で亡命した人も多く、
医師が不足したそうです。
現在は医科大学が21あり、学校も医師も不足していないそうです。
キューバの医科大学は外国人も無料で学べる
またキューバの医科大学は外国人も無料で学べるそうです。
条件として、卒業しキューバ国内で医師として働くことが挙げられていますが、義務ではないと言ってました。
なので多くの留学生は帰国してしまうそうです。
日本人の私にとっては不思議な国でした
バスの車窓から、比較的豊かな人が住んでいると言う旧市街の街を見ました。
壁がボロボロだったり、2階建てで1階にだけ人が住んでいる家は屋根が壊れていました。
外観からすると、どこが豊かな人が住む家なのかなと思いました。
生活が豊かとは言えないキューバですが、医療と教育は無料の国。
腎臓移植が無料で受けられ、外国人までが無料で医学部を卒業できる国。
日本人の私からすると不思議なことが多く、本当の豊かさって何なんだろうと思いました。
今回はたった1日しか訪れることができませんでしたので、次回はもっとじっくりとキューバの街を見てみたいと思いました。
この投稿は私のメモを参考に書いています。一部私の勘違いで間違っていることをもあるかもしれません。
ネットにて調べてから書いたほうが良い部分もありますが、ネットにつなげる環境があまりないのでこのままアップします。
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