45歳のころ、鬱状態になりました。

私は、45歳の頃、仕事のストレスから鬱状態になりました。

今回は、当時を振り返ってみることで、メルマガ読者のみなさまに何か伝えることができるのではないかと思い、文章を綴りたいと思います。

その当時、私は総合病院の訪問看護ステーション(以下、ステーションと略します)で働いていました。そのステーションでは、5年目くらい、その前も違う場所で訪問看護師をしていたので、キャリアはそこそこありました。訪問看護師は、3年くらいでやめる人が多い職場です。

 

そのステーションは、その頃から1年くらい前に所長(責任者のことです)が交代しました。私はその職場で、ナンバー2になりました。所長は管理者の仕事もあるので、私もそれなりに責任のある仕事をすることになりました。

 

子どもは中学生と高校生でした。お弁当を作ったり、悩みを聞いたり、まだまだ手が掛かる時期でした。

 

ナンバー2となると、手のかかる利用者さん(患者さんのことをこう呼びます)は、自ずと私が担当することになりました。そのステーションは、時間外の電話相談、緊急の訪問も行なっていました。それも、時間外の対応は、当番制ではなく、担当する利用者の電話相談や緊急の訪問は、基本担当者が行うという、恐ろしいシステムでした。

 

時間外の対応を担当者が行うのは、利用者さんのとっては良いことです。その人の状況をよく知っている人が対応するので、間違いが少ないです。

 

ただし、サービスを提供する側は、休めないので、キツイです。夜、0時になり、そろそろ寝ようかな、なんて頃に電話がかかってくるんです。夜中の3時に電話で起こされ、訪問することもあります。ね、たいへんでしょ!

 

実は、前の年の冬にも鬱状態となり、精神科で薬を出してもらい、働いていました。2〜3ヶ月、薬を飲んでいたかな。今思うと、すでに限界だったのかもしれません。自分では、気がつきませんでした。

 

どのステーションもほぼ、土日が休みで、夜勤はなしです。時間外の電話相談、緊急の訪問をしているかは、ステーションによって違います。ただし、時間外の対応をしていると、医療保険の請求で加算が取れ、ステーションの収入が増えます。

 

話を戻しますね。春になる頃、精神科の薬を卒業し、変わらずに働いていました。夜、寝ると仕事の夢を見るようになりました。朝目が覚めても、疲労感は取れず。疲れてるな、もっと寝たいなと思いつつ、朝起きて、家事をこなし、仕事に出かけていました。

 

仕事の夢を見て、寝た気がしない、寝ても寝ても疲れが取れないは、ヤバイ状況です。仕事で鬱になる場合は、こういう夢を見るようになります。

 

そして、暑い時期となり、子どもの夏休み前の7月のある日、ある事件が起きました。それがきっかけとなり、私は鬱状態へ坂を転がるように落ちていきました。

(つづく)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、自分の状況が仕事でストレスを溜め、かなりヤバイ状況とは気がつけませんでした。
仕事も大変でしたし、家のことも一人で抱えていました。結婚していて、夫もいたのにね。
いろいろ一人で抱えすぎていました。今なら、周りの人に助けてと伝えることができると思いますが、当時の私には、その選択肢がありませんでした。

読者のみなさんは、自分が大変な時は、周りに助けを求めましょう!

助けを求めないと、さらにたいへんなことになりますよ。

 

 

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